教祖・明主様が昭和20 年代にご神業の拠点とされていた「東山荘」で、「中秋の名月(十五夜)」にあたる9 月29 日に、「観月会」が開催されました。熱海市民をはじめ信徒など約50 人が訪れました。
「東山荘」の建物は、昭和初期から受け継がれる近代和風の別荘建築で、その歴史的価値が認められて、平成28 年に国の登録有形文化財に指定されました。昨年、地域の有志からなる「東山荘保存会」が一般公開を記念して初めて観月会を催したところ、大きな反響があり、今年も開催する運びとなりました。
この日の熱海市内はあいにくの曇り空となり、お月見はかないませんでしたが、来場された皆さんは、相模灘を見渡せる庭のステージで、三島の「箏円の会」による筝曲を鑑賞したり、ガイドの案内のもと東山荘をじっくり見て回られたりするなど、秋の夜長を楽しまれました。
会場を訪れた方からは「“月にむら雲”でしたが、会場はススキがすてきにいけられていたり、照明が月のように見立てられていて雰囲気が良かったです」「今後、この施設を使っていろいろな催しをしていただきたい」などの声が聞かれました。
国登録有形文化財の東山荘で「観月会」
2023.11.06 | 新着情報